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2023年11月09日 [台東区 訪問看護]

精神訪問リハビリの紹介

こんにちは、作業療法士の小山です。

今回は、作業療法士による精神科の訪問リハビリと、関わりの一例を紹介します。
精神科の訪問リハビリは、「精神症状の安定」、「生活リズムの安定」、「対人関係の練習」、「社会生活の準備を行う」などが目的となります。作業療法士や看護師がご自宅に訪問し、現在のお困りごとや良くしたいところなどの問診を行い、今後の生活に向けた助言や必要な支援の情報提供などを行っていきます。
精神疾患の診断が付き、主治医から指示をいただければ訪問リハビリを開始することができます。また、精神面への支援だけでなく、痛みや関節の動かしにくさなどに対しての身体的なリハビリを行うこともできます。

過去に関わりのあった事例を一つ紹介します。
発症後数十年経過している統合失調症の方で、もともと日常生活は自立レベルでしたが、異常感覚の出現により運動や外出機会が減り、身体機能も落ちてしまった方がいらっしゃいました。
最初は異常感覚に対して抑うつな気分になり、その思考を切り替えることができずににじっと動けなくなってしまう状態でしたが、こちらから日々の異常感覚の強さや頻度などの傾向の記録を提案しました。また、異常感覚が強くなったときの対処として、抑うつ気分を紛らわせるための別の作業を取り入れることを始めました。また異常感覚の弱い日は暴露療法として一緒に外出を行うことも並行して行いました。すぐに介入の効果は出ませんでしたが、徐々に異常感覚がある中でも生活できるようになり、当初の目標だったスーパーへの買い物やタクシーを利用した外出も毎月行えるようになりました。この関わりが全ての患者様に適しているということではないですが、あくまで一例として参考にしていただけると幸いです。
訪問リハビリに関するお問い合わせや利用のご相談等、いつでもお待ちしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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